亜鉛フレーク塗装の
発明者
私たちの研究開発部門は、1970年代にジンクロメタル®処理に亜鉛末を使用し始めました。
この発明は、腐食を効果的に防止し、より薄い成形・溶接可能なボディー鋼板を使用することにより車両の重量を減らすことを可能にしました。従来、締結部品やさまざまな金属部品を保護するために、リン酸塩と防錆油、および亜鉛とカドミウムの電気めっきが使用されていました。水系分散液に亜鉛フレークを使用するというアイデアは、革新的な発明となるダクロタイズド®につながりました。
特殊なフレークの形状により、コーティングの膜厚を薄くすることが可能になりました。乾式潤滑であるプラス®シリーズトップコートを使用する事で、更に優れた耐食性も得ることができます。また、処理工程は、酸洗工程や水洗工程を必要としないため、水を節約しながら、高張力鋼部品の水素脆化のリスクを排除しました。
規制と市場の変化を見越し、NOF メタルコーティングスグループはダクロタイズド®を改良してジオメット®を生み出し、これまでにない高性能と環境負荷低減を組み合わせた最新のコーティングソリューションで革新を続けます。